休職中サラリーマンが日米高配当株でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

外資に行くなら2社目がいい。

よっぽと恵まれた環境で働いているとか、今いる会社で自分のやりたいことが十分に実現できるという場合は別ですが、現状に不満があってそれがどうにも耐え難いとか、毎日のように愚痴が止まらない、ということであれば、転職すれば良いと考えています。

そして、セミリタイアなりアーリーリタイアなりを意識しているのであれば、外資に転職するのが良い、と考えています。

 

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一方で、新卒で社会に出る場合、いきなり外資に行くのもよいですが、まずは普通の日本企業に入るのも大いにありではないかと考えています。自分がそうだったから、というバイアスが掛かった意見かもしれませんが、ひとつの例として書きます。

 

いきなり外資に行くと調子に乗りやすい

 

私が外資で見てきた若者たちは、まあ優秀でした。もちろん勉強もできると思いますが、勉強ができるという意味よりも、とにかく仕事ができるという意味での「優秀」です。インターンなどで鍛えられているのかもしれません。

そんな優秀な彼ら彼女らは、周りもある程度優秀な上司先輩が比較的多い環境でキャリアをスタートさせ、順調に成長していきます。

一方で、例えばITなりコンサルとして相手にする顧客は、伝統的な日本企業が多くなります。当然そうでないケースもありますが、ものづくりを得意とする日本ですから、相手にする企業も、特に伝統的な製造業などが多くなります。

そのような日本企業である程度の期間を過ごして来た顧客側のひとたちは、ものすごく極端な言い方をすると、見事に組織の同調圧力に流されており、仕事はそれなりにやるけれど、保守的な考え方に凝り固まったおじさんになっていたりします。

そこに合理性や先進性といったものは皆無ですので、優秀な若者たるコンサルは、彼らクライアントの考え方をどうしても理解できずにもどかしい思いをすることがあります。なんで、こんな当たり前のことを受け入れることができないのだろう、とかそんな思いを多くすることになります。また、給料面でも、若いうちから顧客側の課長レベルと同じくらいの報酬を得ていたりもします。したがって、場合によっては相手を見下すことになることがあります。

また、総じて学歴も高く、給料も日本企業に就職した同年代より高く、会社の経費で飲み食いしたりもし、ちょっと上を見れば年収4桁万円の先輩がごろごろいる状況ですので、庶民感覚というか一般的な会社員の感覚を失いがちです。というか、そんな感覚を知らずに社会人として育っていきます(もちろんそうでない人もいるのですが)。

そんな「一般的な会社員の感覚」を得てもクソの役にも立たないと思われるかもしれませんが、長い目で見れば知っておいて損はないのではないかと思います。これは後述します。

 

外資にはいつでも転職できる

 

外資から伝統的な日本企業に入るのは難しいケースもあると思います。そもそも中途採用の門戸が狭い、とかですね。その逆、外資にはいつでも入れます。少なくとも日本企業よりは中途で入りやすいです。実際に私がそうでしたので、これは間違いありません。

景気にも相当左右されますが、2017年夏現在は、まだまだ常に優秀な若者を欲しがっています。1社目でまともに働きつつ、気持りは強く持って、伝統的な日本企業の同調圧力に染まらなければ、おそらく何の苦労もなく転職可能だと思います。

社会人1.2年でも第二新卒扱いで入れるところもありますし、30過ぎても行けますし、とにかく門戸は開いています。同業なら40歳をすぎてもまだいけます。

 

逆に新卒で外資に入るにはそれなりに頑張らないと入れないのではないでしょうか。私も最近の就活事情には明るくありませんが。

ちなみに私の場合でいうと、学生時代は大した努力もせずに過ごし、就職活動も自分なりにはそれなりに一生懸命やったつもりでしたが、いま振り返ればまったく適当であり、外資なんてハードルの高い企業には間違っても入社できなかったと思います。それが、中途採用だとすんなり入れるのですから、人生おもしろいと思います。新卒採用の在り方がイケてない、というだけかもしれませんが、それはまた別の話ですね。

 

顧客が日本企業なので日本企業で働いた経験は絶対活かせる

仕事ができる優秀な若者も、先に述べたような、日本企業の守旧派おじさん(顧客)の考えかたや態度が理解できず、なんでうまくいかないんですかね、みたいな相談をしてくることがありました。

ただし、このギャップは生じて当然と感じました。新卒で入社した会社と一生を添い遂げる気なんてさらさらないコンサルと、定年まで勤め上げる気でその会社で仕事をしている顧客の間にギャップがあって当然だ、と。

その点、日本企業での就業経験があれば、自らはそのような定年まで会社にしがみつく気がなくとも、社内にそのような考えの人は掃いて捨てるほどいるでしょうから、そういう人たちが普段どんな気持でいるか、それによってどのような仕事ぶりを見せるか、ある程度理解できるようになるでしょう。

そんな経験が少しでもあれば、自分が日本企業から出ていって、顧客としての日本企業と対峙するときに活きてきます。

 

そういうわけで、いきなり新卒で外資に入って、がむしゃらにらやるのもよいですが、まずは日本企業に入って日本企業の何たるかを知り、知った上でそれもひとつの財産としてから、外資の世界に飛び込んでも良いのではないかと思うのです。

なお、もうやりたいことが決まっていてそれは外資でないと実現できないということであれば、是が非でも外資にいってください。ただ、新卒ではいれなくても諦める必要がないことは上に述べたとおりです。